ウルトラポリマーとは

スパイア® ウルトラポリマーは、過酷な環境で機能する超高機能性樹脂です。主な特性として、耐薬品性、耐熱性、耐クリープ性、耐疲労性、耐摩耗性、および難燃性があります。

選択の多様性

ソルベイスペシャルティポリマーズは、超高機能性樹脂に関して業界で最も広い製品群を提供しています。

キータスパイア® PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)は、耐疲労性と耐薬品性の最良の組み合わせを提供します。これは、PPS(ポリフェニレンスルフィド)に似た特長です。ただし、PEEK はより高温で使用可能であり、最大 240℃の連続使用温度で優れた機械特性を維持するので、過酷な最終使用環境で金属の代替材料として使用できます。ガラス繊維強化グレードと炭素繊維強化グレードは、広範な性能オプションを提供します。

アバスパイア® PAEK(ポリアリールエーテルケトン)は、カスタマイズ可能な高機能性ポリケトンの製品ラインであり、PEEK とその他の高機能ポリマーとの間にあるコストと性能の差を埋める目的で開発されました。たとえば、PEEK の同等グレードと比較して、延性と強靭性を大幅に向上でき、降伏時引張り伸びが 20% 高くなり、破断時引張り伸びも倍増します。

トーロン® PAI(ポリアミドイミド)は、無潤滑環境と潤滑環境の両方で、他の追随を許さない耐摩耗性を示します。この製品は、275℃まで強靭性、高い強度および剛性を保持し、市販製品の中で最も機能性が高い樹脂です。また、PAI は、強酸とほとんどの有機化合物などに対して、優れた耐薬品性を示します。耐クリープ性が高く、熱線膨張係数(CLTE)が非常に低いので、寸法安定性に優れています。

性能レベル

化学重合反応器で製造され、そこから出た可塑性樹脂は、「非強化」ポリマーです。つまり、本質的に純粋な化合物であり、製造するポリマーの分子のみで構成されます。キータスパイア® PEEK、アバスパイア® PAEK、およびトーロン® PAI の非強化グレードは有用な特性を備えています。

非強化ポリマーの比較

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非強化ポリマーには、添加剤を加えて特性を向上し、性能を拡張できます。代表的な添加剤として、充填材、強化材、潤滑剤、着色剤、安定剤、難燃剤、耐衝撃改良剤があります。

非強化ポリマーにガラス繊維や炭素繊維の強化材を加えると強度が大幅に向上し、構造体用途に適する材料になります。摩耗特性は、炭素繊維や PTFE などのポリマー潤滑剤を加えることで向上します。

非強化ポリマーと強化ポリマーの比較

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正しい選択のために

用途に最適な樹脂を選択することは、簡単な作業ではありません。要求がどれだけ高くても、ソルベイはお客様のニーズに最適な樹脂の選定をサポートします。 今すぐお問い合わせください。