アバスパイア® PAEK

カスタマイズされた高機能ポリケトン

アバスパイア® PAEK(ポリアリールエーテルケトン)は、PEEK とその他の高機能ポリマーとの間にあるコストと性能の差を埋める目的で開発された高機能ポリケトンの製品ラインです。たとえば、PEEK の同等グレードと比較して、延性と強靭性を大幅に向上でき、降伏時引張り伸びが 20% 高くなり、破断時引張り伸びも倍増します。

グレードによっては、アバスパイア® PAEK は PEEK の同等グレードよりも優れた性能を示します。

  • 150~190℃での高い剛性
  • 優れた延性と強靭性
  • 同等以上の耐薬品性
  • UL94 V-0(0.8 mm)
  • 最大 30% 低いコストで同等の強度と剛性
  • 優れた美観と着色性

必要な性能を選択可能

アバスパイア® PAEK には次のグレードがあります。

  • 非強化グレード(潤滑、無潤滑)
  • ガラス繊維強化グレードと炭素繊維強化グレード(構造体向けグレード)
  • 耐摩耗性 SL グレード(潤滑、無潤滑、耐荷重)

アバスパイア® PAEKのガラス繊維強化グレードおよび炭素繊維強化グレードは、構造体用途で要求される高い機械堅牢性を備えています。

非強化グレードの比較

Ultra-Polymers_PAEK_comparison_PEEK-Neat

ガラス繊維強化グレードの比較

Ultra-Polymers_PAEK_comparison_PEEK-GF 

炭素繊維強化グレードの比較

Ultra-Polymers_PAEK_comparison_PEEK-CF

150~200℃の範囲で高い剛性

アバスパイア® AV-651 は、180 ℃で非強化 PEEK の 2 倍の弾性率を有します。アバスパイア® AV-651 GF30 の弾性率は、同じ温度で同等のPEEK 材料よりも 30% 高い値です。

高温での機械的性能の比較

CurveData_Torsional-DMA_PAEK-PEEK_neat 

ガラス繊維強化グレードのねじれモード動的粘弾性測定(DMA)の比較

CurveData_Torsional-DMA_PAEK-PEEK_GF

傑出した剛性と強度の組み合わせ

アバスパイア® AV-651 の降伏時引張り伸びは、非強化 PEEK よりも 20% 高い値です。破断時引張り伸びの値は、同等の PEEK グレードの 2 倍以上です。

延性および強靭性の比較[ASTM 試験法]

BarGraph_Ductility-toughness_PAEK-PEEK

低コストで同等の強度、剛性、および耐薬品性

アバスパイア® AV-722 は、最大 30% 低いコストで非強化 PEEK と同等の強度と剛性を備えており、PEEK と、PPS(ポリフェニレンスルフィド)や PPA(ポリフタルアミド)などの半結晶性ポリマーとの中間的な性能を提供します。

機械特性の比較

BarGraph_Mechanical-properties_PAEK-PEEK